らふえる訪看ICT活用日記

訪問看護業務ICT化について日々の実践から綴ります。

コロナ対策:直行・直帰のノウハウ③ コミュニケーションに不可欠なスマホ

ライフワークバランス目的ではなく、コロナ感染のリスク回避のために訪問看護を直行・直帰で実施しなくてはならない状況で、何からお伝えすればいいのか私自身も整理がつかないので、思いつくまま書いていきます。

直行・直帰ではコミュニケーションの仕組みを考えないと、職員の不安、ストレスが増すと②で書きました。コミュニケーションにはインターネットができるモバイル機器(スマホタブレット)が不可欠です。

らふえる訪問看護ステーションでは、職員全員に業務用スマホを配っています。通信料は1台あたり月5000円程度です。しかし、この緊急時に業務用スマホを契約するのは大変なので、個人のスマホまたはタブレットでも大丈夫です。ただしガラ系携帯はMCSやLINEが使えません。

ここで気になるのが、セキュリティです。②でも書いたように、MCSはデータはクラウド管理なので、手元のデバイスにはデータは存在しません。スマホにはロックをかけ、ID、PWの管理をキチンとすれば個人情報がもれる心配はありません。

職員をMCSに登録する方法ですが、らふえる訪問看護ステーションでは仕事専用のメールアドレスをgmailで作成して、このアドレスでMCSにスタッフ登録し、アクセス時のIDとしています。(つづく)