らふえる訪看ICT活用日記

訪問看護業務ICT化について日々の実践から綴ります。

コロナ対策:直行・直帰のノウハウ⑥ 職員の戸惑い、不安

昨夜、東京では都知事が週末外出自粛要請をしたり、オリンピックが延期になったり、コロナ感染拡大で、世の中は落ち着かない状態です。個人的にもなんとなくソワソワしていますが、さらに私たち医療職は緊張感を強いられています。

その上、突然訪問看護を直行・直帰でやるよ~~と言われて、職員はどのように思っているでしょうか?

朝、定時に出勤しなくていいので楽だし、休校中の子供の世話もできる、ラッキーと喜ぶ半面、戸惑いや不安も大きいと思います。

らふえる訪問看護ステーションでは直行・直帰が定着していますが、それでも1日1回はステーションに来ないと落ち着かないという人がいます。

直行・直帰でストレスを抱えてしまう人は、誰かの指示がないと動けない、自分1人で判断することが苦手、ちょっとしたミスを引きずる・・・これは、特別なだめ子さんではなく、訪問看護の経験が浅い時期に誰もが通過することなので、この段階にある人には配慮が必要です。

今回は感染拡大の緊急事態のために、やむを得ず直行・直帰にしている場合が多いと思います。管理者は2重、3重にストレスを抱えている職員に気を配ってあげてください。