しばらくブログをサボっていましたが再開します。
さて、書込みをしなかった2ヶ月の間に世界中がこんなに変わってしまうなんて思いもよりませんでした。新型コロナウイルス感染症の報道を見ていると、社会のシステムが崩壊していくようで不安になります。
この嵐の中で、訪問看護ステーションも戦わねばなりません。
らふえる訪問看護ステーションでは、ICTを導入してきましたが、今その効果が発揮できています。
普段から直行・直帰で仕事をしていますが、2月以降、職員がステーションに立ち寄るのは必要最小限にするようにしています。
訪問看護師はどこでウィルスに遭遇するかわからず、また利用者は重症化リスクの高い高齢者ばかり・・・。
直行・直帰の徹底により、職員間の濃厚接触機会を減らすことは、利用者を守ることにもつながります。
スケジュール管理はTELESA、情報交換はMCSを活用しているので、今までと変わりなく業務が出来ています。
過去の歴史を見ると感染症まん延が社会のシステムを変えたという事実があります。
学校が休みになったためインターネットで子供たちが授業をうけたり、在宅勤務のためネット会議が開かれたり、世の中でICTが活用され浸透しています。医療現場でも遠隔医療を、現実的課題として考える時が来ているのではないでしょうか。
感染症により人々が物理的距離を置かなくてはならないことは、とても不幸なことだと思いますが、距離を置きながらもしっかりつながるシステムをICTは提供しているのだと思います。