らふえる訪看ICT活用日記

訪問看護業務ICT化について日々の実践から綴ります。

訪問看護の「質」とは?---そこを目指すプロセスが大事

「看護の質」とはこういうことだと説明できますか? 

 そもそも看護の質を斯々然々だと具体的に説明できる人はどの位いるのでしょうか? ひとつ言えることは、看護の質は看護が実践される現場の特性に応じて多様であるということです。

 前のブログに訪問看護事業は「看護の質を追い求めるビジネス」であると書きました。追い求めるからには具体的な目標や目標達成レベルの評価基準が必要となってきます。

 これは看護協会や数ある看護学会が決めるものではなく(指針として示していただいていますので誤解ないように)、それぞれの看護の分野や職場で目指すべき「看護の質」を模索しなければならないし、そのプロセスこそが看護の質を高めることにつながるのではないかと思います。つまり訪問看護の質は、それぞれのステーションの管理者および職員がこれこそが自分たちが目指す看護だと、全員で納得、同意して、日々そこに向かってがんばろう!というプロセスにかかっていると思います。管理者は紙に書いた餅で終わらないように、職員全員ががんばれる環境を作る役割があると思います。